活動施策


平成20年10月29日

厚生労働省HP
アガリクスを含む製品に関する記述改訂について

アガリクス・ブラゼイ協議会
事務局

謹啓
 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また平素は格別なるお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さてこの度、平成20年10月22日付更新として厚生労働省ホームページにおけるアガリクスを含む製品に関する内容が改訂されました。

 ※ 厚生労働省ホームページ アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/060213-1.html


 本年3月12日の食品安全委員会新開発食品専門調査会アガリクスワーキンググループにおいて追加試験の結果が発表され、その後5月8日に厚生労働省薬事食品衛生審議会食品衛生分科会新開発食品調査部会が開催され、これらの結果として今回の改訂が行われています。

 アガリクス製品について以下のような判断がされました。
  • 個別製品の問題であり、アガリクス茸自体には問題が無いと確認されている。
  • また追加試験の結果問題製品及び当初から問題視していた物質アガリチンも両方共に発がん作用を有さない事が確認されたこと。

 厚生労働省はアガリクスについて問題製品以外に異常が見受けられなかったことや問題製品やアガリチン自体に発がん性が無かったことから、追加調査の中止を決定しました。また、追加試験を通じて安全性が確認されたことからアガリクス製品の販売規制は設けられませんでした。


 現在、アガリクスについては様々な臨床試験が実施されております。厚生労働省の研究班による研究を始め、米国国立がん研究所やハーバード大学など海外でも多数の研究が進行しております。
 アガリクス安全性問題は2008年10月22日をもって解決いたしましたので、今後ともアガリクス製品のご支援のほど、よろしくお願いいたします。
謹白



参考資料


厚生労働省ホームページ アガリクス(カワリハラタケ)を含む製品に関するQ&A
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/060213-1.html

変更点@
改訂前HP
問7:今回試験を行った3製品以外のアガリクス製品は大丈夫ですか。
 現在、アガリクスを含む製品の中で、発がんを促進する作用が疑われる製品は、「キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒」のみです。
 今回試験を行った3製品のうち、問題とされた1製品以外の2製品については、遺伝毒性試験は陰性であり、発がんを促進する作用を確認する試験においても発がんを促進する作用は認められていません。
 このように、今回報告された試験結果は、アガリクスを含む製品全体に発がんを促進する作用が疑われるというものではありませんが、1製品でこのような作用が疑われたことから、試験を行った3製品以外の関連する製品の摂取に当たってはご注意ください。

 (*)安全性の確認状況をその製品の製造者・販売者に問い合わせるなどしていただき、慎重に判断してください。また、医療機関を受診されている方は、主治医にご相談ください。なお、食品関係事業者は、自らの責任において、販売する食品の安全性を確保する必要があります。

改訂後HP
問16  試験を行った3製品以外のアガリクス製品は大丈夫ですか。
3製品のうち、問題とされた1製品以外の2製品については、遺伝毒性試験は陰性であり、中期多臓器発がん性試験においても発がんを促進する作用は認められていません。
このように、今回報告された試験結果は、ただちにアガリクスを含む製品全体に発がんを促進する作用が疑われるというものではありません。


 (*)安全性の確認状況をその製品の製造者・販売者に問い合わせるなどしていただき、慎重に判断してください。また、医療機関を受診されている方は、主治医にご相談ください。



変更点A
改訂前HP
問17:キリンの製品で発がん促進作用が疑われましたが、原因はわかったのですか。
キリン細胞壁破砕アガリクス顆粒で、発がん促進作用が認められた原因については、まだわかっていません。厚生労働省で本年2月13日付けで食品安全委員会に対し、健康影響評価を依頼したところであり、食品安全委員会の評価結果を踏まえてさらに必要な対応を図るとともに、今後原因究明のための追加調査等を実施することとしています。

改訂後HP
問10  今回の試験ではどのようなことが明らかになったのでしょうか。
食品安全委員会ワーキンググループに報告した追加試験の結果を受け、厚生労働省調査部会で審議が行われました。今回の追加試験実施の結果、今回の試験系においては、問題となった製品は、イニシエーション作用を有さないという結果が確認されました。

以上