アガリクス・ブラゼイ協議会として、アガリクス茸の科学的検証について、当時(2008年)厚生労働省がん研究助成金「がんの代替療法の科学的検証と臨床応用に関する研究」班の分担研究者として金沢大学病院で実際にがん患者様に対してアガリクス茸製品を用いて研究していただいた大野智先生(現・島根大学医学部付属病院 臨床研究センター教授)と認定NPO法人がんサポートコミュニティーの大井賢一事務局長をお招きして懇親会を開催しました。
協会からは竹口理事長、石原理事、岩田理事が参加され、アガリクス茸を使った懐石料理とともに有意義な時間となりました。
大野智先生は本年2月公開された映画「がんになる前に知っておくこと」にもご出演されており、「健康情報の見極め方」と「科学的根拠に基づいた医療(EBM)」について解説していらっしゃいます。懇親会では「これまでにアガリクス茸製品を用いた臨床試験は複数報告されており、今後も引き続き科学的根拠の蓄積に努めてほしい」と激励をいただきました。
大井賢一先生は認定NPO法人がんサポートコミュニティーの事務局長としてがん患者様の心のケアを中心にさまざまなサポート事業に取り組んでいらっしゃいます。
本年9月21日〜23日に国立がん研究センターで実施される第25回日本臨床死生学会年次大会「死生学を考えるー私を生き、私を死ぬ」で大会長を務められます。
懇親会では・・中国の唐時代、「空腹ヲ満ストキハ食ト言イ、病ヲ治ストキハ薬ト言ウ」(『黄帝内経・大素』)をひかれ、学名「アガリクス・ブラゼイ・ムリル」、和名「ヒメマツタケ」を食品としていただき、まさに薬食同源を実感しました。」と、そして「原料は食品としても安全で安心して美味しくいただける品質であること、その原料で製造された製品も安全で安心して使用できる品質であること、これらの実現に向けたアガリクス・ブラゼイ協議会の取組みに今後も期待しています。」と激励のお言葉をいただきました。
アガリクス・ブラゼイ協議会として、お二人の素晴らしい先生方から頂いた知見を大切にし、これからもさまざまな角度からアガリクスを必要としている方へ正しい情報の提供またサポートを通じて社会貢献してまいります。
アガリクス・ブラゼイ協議会懇親会開催
アガリクス茸を用いた懐石料理(提供:銀座熟成鮨「醇」)